ノザキのコンビーフを一度も食べたことがない人間が枕缶を開ける

食べ物・飲み物

2020年1月15日、「ノザキのコンビーフ」を販売する川商フーズさんが、ノザキのコンビーフについて巻き取り鍵で缶を一周させて開ける方式から底部のシールをはがす方式に変えることを発表しました。

巻き取り鍵で缶を開ける「枕缶」と呼ばれる缶の方式は70年も続いていたそうで、このような大きな方式の変化は実に70年ぶりとなります。

今回方式を変えざるを得なかった理由は、缶の製造ラインの老朽化だそうで、2020年1月15日現在すでに製造は終了してしまっているそうです。

昔懐かしのあの缶がなくなってしまうのは悲しいものですね……

なんて懐古していますが実は私、ノザキのコンビーフを食べたことがありません。

こんにちは、やひこ(https://twitter.com/yahiko31)です。

こんなわけで今回は、希少価値の高まったノザキのコンビーフの枕缶を開けつつ食レポをしたいと思います。

枕缶の記録を後世に残すというやつですね()

「コンビーフの味くらい分かるしそんなのいらん」って方もいるかもしれませんが、コンビーフって高いし案外食べたことがない人も多いと思います。

私もその一人で、名前は知っていましたが人生で食べたことは一度もありません!!

食感とか味は何となくツナっぽいのかな?とか想像してます。

そういうことなので、枕缶を堪能しつつコンビーフの食レポをしていきます。

コンビーフとは

まずはコンビーフとは何なのかというところからいきましょう。

コンビーフとは、牛肉を塩漬けにしたものであり、日本では特にそれをほぐして缶詰にしたものをいいます。

私たちがよく見かけるほぐして缶詰めされたコンビーフは日本独自のもので、アメリカやブラジルなどではほぐしていないものが売られているそうです。

ちなみにコンビーフの語源は、コーンド(corned)ビーフ(beef)、つまり塩漬けされた牛肉ということらしいです。(ノザキのコンビーフ|コンビーフのいろはより)

やっぱり缶詰になっていることではなく塩漬けされていることがコンビーフにとって重要なんですね。

また、コンビーフの缶が「枕缶」と呼ばれるのは、日本で昔使われた下の画像のような枕に似ているからだそうです。

枕博物館|富士ベッド工業株式会社より

枕缶開封

ついにやってきました、枕缶です。

問題のノザキさんのツイートのリプライ欄には中身無しで枕缶だけ欲しいという声もありました。

皆さんどんだけ枕缶好きなんですかね……笑

これは枕缶への期待大ですね!()

とりあえず開封前の写真です。

昔ながらの見た目って感じでいいですね。

何となく海外の食品っぽいとも思いました。

業務用スーパーとかに置いてありそうです。

そして缶の上にある鍵が枕缶を開ける上でのポイントです。

この鍵を剥がして、

シールに書いてあった説明通りに、鍵についている穴に缶側面の「巻き取り爪」を通し、

鍵を回して巻き取っていきます。(この時点で独特の匂い)

楽しい笑

ここでこのノザキさんのツイート通りに上の角のところを押して……

きれいに取れた

これは胸熱

ツイッター見てるとこのまま食べてる画像出てくるし、かぶりつくのが作法なのかな?(ワクワク)

かぶりつきたい…

なんか汚くてすみません

はい、やってしまいました。

実食前に実食してしまいました。

これがコンビーフか…

実食

改めて実食です。

口を切りそうなので皿に移しました

う〜ん

個人的に感じたこととしては

  • 食感はツナのようなザラザラした感じ
  • 塩漬けなので当然味付けは塩
  • 思ったほどしょっぱくない
  • 程よい油
  • 私が好きなタイプ

って感じです。

これがコンビーフか…(2回目)

端的に言えば美味しいです。

ネットで調べたところコンビーフが苦手って人もいたのでどうなんだろうと思ってましたが普通に美味しいですね。

このジューシー感というか何というか………好きです(直球)

さすが100g400円なだけありますな。

そのせいで今まで食べてこなかったのですが、やっぱ一回くらい食べた方がいいですね。

このまま食べ尽くしてもいいのですが、せっかくなのでいろいろな食べ方で味わっていきます。

白米と共に

やっぱりまずはこれです。

ハ・ク・マ・イ!

予想通り安定して美味しいです。

ただ少し味が薄いので、おかずにするなら醤油があるとなおいいですね。

あと、ツナマヨみたいにマヨネーズも加えてみましたがかなり合うんですね。

マイルドで濃厚な感じになります。

他には味噌も試してみましたが、味噌の味が強すぎですね。

コンビーフの味が消されます。

試していませんが多分ソースとかも親和性ない感あります。

生姜とニンニクはかなりいいアクセントになりました。

卵黄onコンビーフon白米

卵黄追加です。

見た目から美味しそう。

コンビーフと小ネギを乗せたご飯の真ん中にくぼみを作って卵黄を乗せて醤油をかけました。

うーんこれはうまい。

定番ですが卵黄の濃厚さがコンビーフとよく合いますね。

ネギもいい感じになってます。

ここで先ほど(私の中で)高評価だったニンニクとかを足すのもいいですね。

パンに挟む

ベーグルにチーズと一緒に挟んでオーブンで焼いてみました。

コンビーフの脂とチーズが溶けてて美味しそうです。

食べてみると先ほどのコンビーフよりジューシーな感じがしました。

ただ、ちょっと甘いパンを使ってしまったのでコンビーフの味がイマイチ活きませんでした。

もっと味が薄い食パンとかと一緒に食べるのがいいのかもしれませんね。

終わりに

以上がコンビーフ初体験者の純粋な感想でした。

コンビーフって美味しかったんですね!()

ちょっと値段は高いですがたまに食べたくなるような味だと感じました。

あと枕缶を開けるのは楽しかったです笑

子供とかは開ける役をやりたがりそうですね。

在庫がなくなる前に経験できてよかったです。

一応ノザキさんによると在庫は多めに残しておいたらしいですが、すぐ店舗に送られるというわけでもないので売り切れになっているお店とかもあるらしいですね。

私の地域のスーパーで普通に売ってたのは幸運だったのかもしれません。

というわけでノザキのコンビーフ(枕缶)については以上です。

これからのノザキのコンビーフに期待します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた。

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